サーバの集約
Windows Home Server 2011とMandriva Linux 2010.2と、2台に分かれていた自宅サーバを1台に集約してみた。
以前から計画していたものの、Windows機で使用していたTVチューナカードがネックになっていた。
しかし、VMware vSphere Hypervisor 5.1での成功例がネット上にそれなりの量見かけたので、挑戦してみることにした。
ハードウェアの構成は以下の通り
CPU | AMD Opteron 3280 |
Memory | DDR3-1600 16GB |
MotherBoard | ASUS M5A99X EVO |
HDD | 2TB(Vmware) + 12TB(Data) |
以前使用していたハードウェアでは、ハードウェア仮想化に必要となるIOMMUに対応していないため、新しいハードウェアを調達した。
実はCPUを使い回すことは可能なのだが、8コアというスペックと、マザーボードとのセット販売で格安だったため、丸ごと入れ替えている。
ハイパーバイザ上にWindows Home Server 2011とopenSUSE 12.2(Mandriva Linuxから乗り換え)を導入し、環境の移行を行い1ヶ月以上経過したが、おおよそ問題なく稼働している。
ちなみに、Radeon HD 5450を仮想化しゲストOSに割り当ててみたが、設定次第ではハイパーバイザを巻き込んでクラッシュしたり、性能的なメリットが薄かったりと、使い道がなかったためRadeonの仮想化はしないで運用している。
副作用として、Microsoft Technet Subscriptionで提供されているプロダクトのテストにちょうど良い環境が手に入ったので、時間があったときにでも普段触れる機会のないWindows Serverなどを使用してみようと思う。